当ページでは、 EncSecure を含むシェアの高い３つの AES-256 対応ファイル暗号化ソフトについて、仕様や評価結果を比較致します。

　　強力さと利便性の両方を重視（仕様比較）

　AES 方式を最高強度の 256bit で使用するためには、パスワードを 256bit のデータへ変換し、暗号キーを生成する必要があります。同じ AES-256 対応のソフトでも、暗号キー生成方式の違いにより、解読の難しさは変化します。 EncSecure は、数少ない
SHA-256（SHA-2）対応ファイル暗号化ソフトです。

※1：EncSecure は ProDeleter 使用設定時に容量、日付、位置の消去が可能。
※2：EncSecure はメジャーバージョンアップ時に旧バージョンとの互換機能を搭載予定。

　　ソフト本体の軽さも重視（本体容量比較）

　パフォーマンスを比較するための一つの方法として、ダウンロードファイルの容量を比較する方法があります。 EncSecure のダウンロードファイルは、最新バージョン 1.2 でたったの 129KB 。バージョン 1.0 はさらに軽い 109KB 。最も容量の軽いファイル暗号化ソフトです。

図1　本体配布ファイル容量比較（単位：KB）

　　暗号化済みファイルの容量も重視（暗号化済みファイル容量比較）

　AES 方式の仕様上、暗号化済みファイルは元のファイルよりも容量が少しだけ大きくなってしまいます。しかし、ファイルの作成方法により、増分は最小限に抑えることが可能です。下図は0バイトのファイルを暗号化した場合に生成された暗号化済みファイルの容量比較ですが、10個のファイルを暗号化すれば10倍に、100個のファイルを暗号化すれば100倍になります。 EncSecure は、最もディスク容量を節約するファイル暗号化ソフトです。

図2　暗号化済みファイル容量比較（単位：B）

※公正な評価結果を掲載するため、当ページでの評価は以下の環境で実施しています。
　　・評価日時現在の最新版を使用。
　　・暗号化時のパスワードは全て16文字の同一のものを使用。
　　・圧縮機能無効、暗号化方式 AES（Rijndael）、その他の設定は全て初期状態。

※ EncSecure 以外は仕様が不明瞭であるため、 EncSecure 以外の評価結果はおおよその値を掲載しています。