米国政府公認の強力な暗号化技術「 AES-256 」を採用

　EncSecure は、米国政府公認の強力な暗号化技術「 AES 」を、最高の暗号強度「 256bit 」で用い、重要なファイルを強力に暗号化します。この方式は、仕様上最低の暗号強度で用いても解読には数百兆年かかると言われている、非常に強力なものです。

　　解読をより困難にするためにハッシュアルゴリズム「 SHA-256 」を採用

　EncSecure は、パスワードをそのまま暗号キーとしては用いません。 AES 同様に米国政府公認の強力なハッシュアルゴリズム「 SHA-256 」を用い、パスワードを解読不能な他のデータへ変換したものを暗号キーとします。パスワードをそのまま用いたり、パスワード文字数の不足分を一定の文字列で補うようなソフトウェアで暗号化した場合と比較し、解読がより困難になります。

　　ドラッグ＆ドロップだけの簡単操作

　EncSecure は、暗号強度の他に、利便性の面も重視して設計されています。暗号化する場合はデスクトップ上に作成された EncSecure のアイコンへファイルをドラッグ＆ドロップし、復号化する場合は暗号化されたファイルをダブルクリックするだけです。
　また、セキュリティレベル設定により、パスワードを保存して、処理の度に入力する手間を省くことも可能です。もちろん、パスワードは「 AES-256 」で暗号化されて保存されるため、設定ファイルを閲覧されてもパスワードが漏洩することはありません。

　　パスワードの代わりにキーファイルを指定可能

　パスワードの入力が面倒な場合や覚えることが難しい場合、パスワードの代わりに任意のファイルを「キーファイル」として指定し、同じファイルを指定しなければ復号化することができないようにすることが可能です。キーファイルを USB メモリ等に保存すれば、擬似的な「鍵」として持ち歩くことも可能です。

　　暗号化後や復号化後に元のファイルを復元できないように削除可能

　通常の方法でファイルを削除しただけでは、解析や専用ツールにより復元されてしまう可能性があります。コンピュータはファイルの存在の有無を書き換えるだけで、ファイルの内容やファイル名の情報は削除しないためです。 EncSecure では、暗号化後や復号化後に元のファイルを復元できないように削除し、内容やファイル名を復元されることを防止することが可能です。